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2010/01/24 02:22:28 +0900 版 |
- {title:文学少年の憂鬱}
- {subtitle:}
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- {title:文学少年の憂鬱}
- {subtitle:}
- いっその事 どこか遠くへ
- 一人で 行ってしまおうかな
- 学校も 友達も バイトも
- 何もかも 全て 投げ出して
- 京王線 始発駅 人の群れ
- 財布を落とした 女の子が泣いてる
- すぐに電車が滑り込んできて
- 席にあぶれた人は舌打ち
- 急に全てがどうでも良くなる
- 僕は冷たい人間(ひと)の仲間入り
- 誰か 名前を呼んで 僕の
- 突然悲しくなるのは何故
- 世界を飛び出して 宇宙の彼方
- ぐるぐる回る想像で遊ぶのさ
- 涙が出る前に
- ボクの好きな小説家 キミも読みなよ
- 随分前に 自殺した人だけど
- 「恥の多い生涯だった」って
- 「嘘ばかりついて過ごしてた」って
- 暗い奴だなと笑ったけれど
- どうしても頭から離れない
- 誰か 声を聞かせて すぐに
- 一人きりで電車に揺られて
- 線路を飛び出して 月の裏側
- 天まで昇れ そしてキミがいた
- あの日へ逆戻り
- 「拝啓 ボクハ アナタノヨウニ
- イツカドコカデ 死ンデシマウノデショウカ」
- 恥の多い生涯だったって
- 嘘ばかりついて過ごしてたって
- でも アナタのようにはなれないよ
- ボクは文学好きな ただの人
- 誰か 名前を呼んで 僕の
- 突然悲しくなるのは何故
- 世界を飛び出して 空の上まで
- お願い 何もかもを振り切って
- 走り抜けて 行け
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