なまえ

　C学校のGノートにAm机にD木にF砂にC雲にFお前のGなまえを

　C読み終えたGページにAm真っ白いDページにF宝石にC血に Fお前のGなまえを

　C金色のG聖者にAm戦うD武器にF王達のC冠に　Fお前のGなまえを

　C密林にG砂漠にAm鳥の巣にDエニシダにF過ぎ去ったC日々に　Fお前のGなまえを

　C不思議なG夜にAm毎日のDパンにF婚約のC季節に　Fお前のGなまえを

　Am日焼けした僕のDシャツにF曇り日のG池にAm月が照らすD湖に Amお前のDなまEmえを

　Am畑に地平D線にF小鳥たちのG羽にAm夜の暗がりのD水車に　Amお前のDなまEmえを

　Am夜明けの一息DごとにF海にそしてG船にAmそびえ立つD山に　Amお前のDなまEmえを

　AmクリームのようなD雲にF汗のようなG嵐にAm垂れ込める雨Dに　Amお前のDなまEmえを

　Amきらめく＜D形＞にF色鮮やかなGガラスにAm物理学のD真理に　Amお前のDなまEmえを Em

　C森のG小道にAm伸びゆくD道にF溢れるC広場に　Fお前のGなまGえを

　C明るいGランプにAm消えたランDプにF団らんのC一時に　Fお前のGなまえを

　C立ち割ったG果物Am開きD鏡にF空（から）のCベッドに　Fお前のGなまえを

　C優しいG僕のAm犬のD耳にFぶきっちょなC足に　Fお前のGなまえを

　CバネツキのGドアにAm部屋のD家具にF祝福のC炎に　Fお前のGなまえを

　C#交わったG#体にA#m友達の額にD#差し出されたF#手に　F#お前のG#なまえを

　C#驚いたG#顔にA#m待ちうける唇にD#沈黙を超F#えて　F#お前のG#なまえを

　C#壊されたG#隠れ家にA#m崩れた灯台にD#退屈な日F#々に　F#お前のG#なまえを

　C#希望のないG#心にA#m裸の孤独にD#死への歩F#みに　F#お前のG#なまえを

　C#戻ってきたG#健康にA#m消えた危険にD#失った希F#望にお前のなG#まえをF書く

　僕は生まれ変わったお前のおかげでお前を知るためにお前を呼ぶために自由と