千年の独奏歌
yanagiP
[これは 2011/01/24 23:01:46 +0900 の版です。最新版はこちらです。]Dmひとり灰色の丘 乾Bbいた枯草踏みしめて
Dm思い巡らせる 空の彼Bb方にAm Gm
Dm風に揺れる花びら 柔Bbらかなあなたの微笑み
Gm淡い記Am憶のかけら セピGmア色のAm向こうのまBbぼAmろDmし
Bb誰も知らなAmい 歌Gmを奏でFよう
このBb身が錆びFて 停GまろうとAも
崩BbれかけたAm墓標に Gm歌い続Fけよう
あなBbたの 残しGた歌Aを
こDmの体Gは全て Bb作りAm物でしGmかないけAど
こDmのG心はせめて Bb歌に捧AmげていよGmうC Dm
沈む夕陽に向かう 色あせたギターを片手に
響くこだまに踊る 影法師
擦り切れた指先は 光を鈍く照り返して
口ずさむメロディは 風に乗って空の向こうまで
かすかに軋む 銀の歯車
響いてゆく 鈍色(にびいろ)の鼓動
ガラスの瞳に 映るこの空は
どんな まやかしだろう
この月の下で もうめぐり逢うこともないけど
この空に向かって 歌い続けていよう
あなたと出逢った すみれの丘も
幾千の夜に 灰色の亡骸(なきがら)
この体は全て 作り物でしかないけど
この心はせめて 歌に捧げていよう
この月の下で もうめぐり逢うこともないけど
この空に向かって 歌い続けていよう