悪ノ娘
[これは 2008/09/09 22:19:55 +0900 の版です。最新版はこちらです。]Dm Am Em Am C Dm Em
Dm Am Em Am G Am
AmむかしむかしあEmるところに F悪逆非道のC王国の
Dm頂点に君C臨するは Dm齢十四のEm王女様
Am絢爛豪華なEm調度品 F顔のよく似たC召使
Dm愛馬の名前はCジョセフィーヌ Em全てが全てAm彼女GのもAmの
Cお金が足りなくG/Bなったなら Am愚民どもからG搾りとれ
Am私に逆らうG者たちは F#7粛清してしまB7え
「さあ、ひざまずきなさい!」
Dm悪の華 可Am憐に咲く Em鮮やかないAmろCどDmりEmで
Dm周りの哀れなAm雑草は 嗚呼 Em養分となりAm朽ちGていAmく
暴君王女が恋するは 海の向こうの青い人
だけども彼は隣国の 緑の女にひとめぼれ
嫉妬に狂った王女様 ある日大臣を呼び出して
静かな声で言いました 「緑の国を滅ぼしなさい」
幾多の家が焼き払われ 幾多の命が消えていく
苦しむ人々の嘆きは 王女には届かない
「あら、おやつの時間だわ」
悪の華 可憐に咲く 狂おしい彩りで
とても美しい花なのに 嗚呼 棘が多すぎて触れない
Dm Am Em Am G Am
悪の王女を倒すべく ついに人々は立ち上がる
烏合の彼らを率いるは 赤き鎧の女剣士
つもりにつもったその怒り 国全体を包み込んだ
長年の戦で疲れた 兵士たちなど敵ではない
ついに王宮は囲まれて 家臣たちも逃げ出した
可愛く可憐な王女様 ついに捕らえられた
「この 無礼者!」
悪の華 可憐に咲く 悲しげな彩りで
彼女のための楽園は 嗚呼 もろくもはかなく崩れてく
むかしむかしあるところに 悪逆非道の王国の
頂点に君臨してた 齢十四の王女様
処刑の時間は午後三時 教会の鐘が鳴る時間
王女と呼ばれたその人は 一人牢屋で何を思う
ついにその時はやってきて 終わりを告げる鐘が鳴る
民衆などには目もくれず 彼女はこういった
「あら、おやつの時間だわ」
悪の華 可憐に散る 鮮やかな彩りで
のちの人々はこう語る 嗚呼 彼女は正に悪ノ娘
Dm Am Em Am C Dm Em
Dm Am Em Am G Am