玉葱
高橋紫苑
[これは 2018/05/31 21:12:15 +0900 の版です。最新版はこちらです。]Key: A
D E│A F#m│D E│A
「A話すのにも、泣Eくのにも、理由F#mが必E要なんだって」
D結んだ髪Aが揺れる 穏Bmやかな午E後
「窮A屈ね」という皮E肉には
「そうF#mだね」としか返Eせなかった
Dきっかけが欲Aしくて
なるBmべく大きいものEを手に取っAた
ほDら、またE何かのAせいにしF#mて
D涙をE流すんだAろう
細Dい指Eを濡らしAたC#雫F#mの
色Dを僕Eは知らなAい
D E│A F#m│D E│A
A二人して手を合Eわせる 静F#mけさを噛Eみ締めるように
Dいやに辛いAスープ 気Bm怠げな午E後
二人A分のコーヒーEを淹れる
君F#mが訝(いぶか)しげに睨(ね)Eめつける
Dこぼれた吸A殻や 散らBmかる皿に
気付くEべきだったのかAな
ほDら、またE何かのAせいにしF#mて
D涙をE流すんだAろう
どこDか息E苦しいA憂C#鬱F#mの
理由(わけ)Dを僕Eは知らなAい
D E│A F#m│D E│A C#
D E│A E F#m│D E│A
冷Aめた玉葱のEスープ F#m橙色の斜E陽が差し込む
D声を出さずA泣く癖 Bm煙の向こEう
何か言Aわなきゃ、E何か言F#mわなきゃ、E何か言Dわなきゃ。E A
ほDら、またE何かのAせいにしF#mて
D涙をE流すんだAろう
細Dい指Eを濡らしAたC#雫F#mの
色Dを僕Eは知らなAい
ほDら、またE何かのAせいにしF#mて
D涙をE流すんだAろう
交わしDた約E束のそAのC#行方F#mを
今Dも僕Eは知らなAい
D E│A F#m│D E│A C#
D E│A E F#m│D E│A
「A話すのにも、泣Eくのにも、理由F#mが必E要なんだって」
D空(から)の青いA花瓶 寂Bmしげな午E後
嫌いAだった無糖のEコーヒー
苦F#mい顔でひと口E啜る
D E│A