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夜の幸

歌:原マスミ 作詞・作曲:原マスミ 朗読:宮沢賢治『注文の多い料理店』序


BPM=74  4/4拍子  -:8分音符  =:16分音符  >:アクセント

Key: C

[Intro] (Symth only)

|C---- ---- |Em---- ---- |Dm---- ---- |F---- G---- |


[A]

|C月の輪の|Em青いかんむり|Dm耳飾りは|F瞬くスピカG----|

|Cオリオンの|Em大きな額縁を背に|Dm立つ君の姿|F僕たちはじいっとGみてた|

|Em君のようにきれいな|F人を|Dm僕たちはみたことが|FなかったGよ|


[B] (Guitar&Bass in)

|C遊ぼうよ|Em眠りの庭|Dm夢の砂場|FロータスのG水辺で|

|C遊ぼうよ|Emいつまでも|Dmいつまでも|FずっとあそんでGいようよ  だって|

|Dm君が夢から|Em覚めたその時|Dmたちまち僕たちは|F消えてしまうのGだから|


[間奏]

|C---- ---- |Em---- ---- |Dm---- ---- |F---- G---- |

|C---- ---- |Em---- ---- |Dm---- ---- |F---- G---- |


[A2] (Rhythm in)

|C踊る君の|Em手脚に|Dmあわせて踊る|F君の影G----|

|Cいつの間にか白鳥|Em座傾いて|Dm君の背中に|F巨大な翼G----|

|Em僕たちは|F黙ってしまったよ|Dm君が何処かへ行っちゃう|F気がしたかGら|


[B2]

|C遊ぼうよ|Em眠りの庭|Dm夢の砂場|FロータスのG水辺で|

|C遊ぼうよ|Emいつまでも|Dmいつまでも|FずっとあそんでGいようよ  だって|

|Dm君が夢から|Em覚めたその時|Dmたちまち僕たちは|F消えてしまうのGだから|


[間奏2]

|C---- ---- |Em---- ---- |Dm---- ---- |F---- G---- |

|C---- ---- |Em---- ---- |Dm---- ---- |F---- G---- |


[朗読]

||:C---- ---- |Em---- ---- |Dm---- ---- |F---- G---- :||


わたしたちは、

氷砂糖をほしいくらいもたないでも、

きれいにすきとおった風をたべ、

桃(もも)いろのうつくしい朝の日光をのむことができます。


またわたくしは、

はたけや森の中で、ひどいぼろぼろのきものが、

いちばんすばらしいびろうどや

羅紗(らしゃ)や、宝石いりのきものに、かわっているのを

たびたび見ました。


わたくしは、そういうきれいなたべものや

きものをすきです。

これらのわたくしのおはなしは、みんな

林や野はらや鉄道線路やらで、

虹(にじ)や月あかりからもらってきたのです。


ほんとうに、かしわばやしの青い夕方を、

ひとりで通りかかったり、

十一月の山の風のなかに、

ふるえながら立ったりしますと、

もうどうしてもこんな気がしてしかたないのです。

ほんとうにもう、どうしてもこんなことがあるようでしかたないということを、

わたくしはそのとおり書いたまでです。


ですから、これらのなかには、あなたのためになるところもあるでしょうし、

ただそれっきりのところもあるでしょうが、

わたくしには、そのみわけがよくつきません。

なんのことだか、わけのわからないところもあるでしょうが、

そんなところは、わたくしにもまた、わけがわからないのです。



けれども、わたくしは、

これらのちいさなものがたりの幾(いく)きれかが、

おしまい、あなたのすきとおった

ほんとうのたべものになることを、


どんなにねがうかわかりません。


大正十二年十二月二十日


宮沢賢治


[B3]

|C遊ぼうよ|Em眠りの庭|Dm夢の砂場|FロータスのG水辺で|

|C遊ぼうよ|Emいつまでも|Dmいつまでも|FずっとあそんでGいようよ  だって|

|Dm君が夢から|Em覚めたその時|Dmたちまち僕たちは|F消えてしまうのGだから||