生と死を別つ境界の古井戸
歌:Sound Horizon 作詞・作曲:Revo
EbTrägheit《怠惰》
|Bm---- ---C#m- |D---- ---- |Abm---- ---Bb- |B--Bb-- Abm--Gb-- |
「おや 君も落ちてしまったのかい?
初対面の筈だが、この奇妙な親近感は一体 何処からやってくるのだろうね…。まぁいい。
|E---- --F#-- |G---- --A-- |Bb---- --C-- |Db---- Edim--Gdim-- |
君は何故、生と死を別つこの境界を超えてしまったのか。さぁ、唄ってごらん…」
|(7/8)D>-D>- G/D>-A/D>|D>-D>- G/D>-A/D>|D>-D>- G/D>-A/D>|D>-D>- G/D>-A/D>|
|(4/4)D陽が昇り A/C#嗚呼 Bm汗塗れ A炊G事洗濯全(すE/G#べ)て 私(わたAsus4し)の仕事
|A----Bm>-C#m-5嗚呼| D意地悪な A/C#寡婦(はは)Bmの口癖
A「追いG出されたいのかい?E/G#この愚図っ!」
なんAて言うけF#7/A#れど――
私(わたBmし)は今日(きょAう)も G《お父さん(Vati)》D/F# 頑張EmっていAるよ!
|(7/8)D>-D>- G/D>-A/D>|D>-D>- G/D>-A/D>|D>-D>- G/D>-A/D>|D>-D>- G/D>-A/D>|
|(4/4)D陽が落ちて A/C#嗚呼 Bm塵まみれ A炊G事洗濯全(すE/G#べ)て 押Asus4し付けた
|A----Bm>-C#m-5嗚呼| D性悪な A/C#妹(いもBmうと)の口癖
A「言いG付けられたいのかE/G#い?この愚図っ!」
なんAて言うけF#7/A#れど――
私(わたBmし)は明A日も G《お父さん(Vati)》D/F#頑張EmってみAるよ!
|(7/8)D>-D>- G/D>-A/D>|D>-D>- G/D>-A/D>|D>-D>- G/D>-A/D>|D>-D>- C#>-C>|
「父は舟乗りだったのに、何故か井戸に落ちて死んだらしい。
|B>-B>- E/B>-F#/B>|B>-B>- E/B>-F#/B>|B>-B>- E/B>-F#/B>|B>-B>- C>-C#>
だから私は、あまり井戸が好きではない。
それでも継母は、容赦などしないのだ……。」
D井戸の傍で、Gm糸を紡ぐ、F指先はもBbう……
Bdim嗚呼、Cm擦り切れて緋いBb血を出して、
紅くA糸巻きを染め上DげCたBbかD/Aら
Gm洗い流Ebそうと井戸Fを覗き込Bbんだら、
Eb水に焦がれBbる魚のようCに手から飛びDsus4出しDて、
Gmその糸巻きEbは、井戸Fの底に沈(しBbず)んだ。
Eb悲恋に嘆Bbく《乙女(Loreley)》C、正にそんなDsus4勢(いきDお)いで――
Eb泣きながらF帰ったD私に容赦(よGmうしゃ)Fなく、Eb継母は言いF放っGsus4た――
「『GmこのF愚図っ!』Eb潜ってでも『取Fってきなっ!』Dじゃなきゃ『晩飯Gmは抜きFさっ!』」
Eb道急ぐF背中Gbに、宵闇がAb迫っ
|N.C.て-Bbm>い た……|Bbm---- ---- |Bbm---- ---- |E>--Eb> --Db>- |
「どうしよう《お父さん(Vati)》、最悪、そっちに行きます!セイッ!」
Eb「なるほど。君も中々 健やかに悲惨な娘だね。
Eb 復讐に迷いが在るのなら、時間をあげよう。
Eb この境界の古井戸の中で、もう暫し、Eb憾みについて考えてみるといい」
|G7---- ----|---- ---- |G7---- ---- |---- ---- |
Em目覚めれば綺C麗なD草原(そうげG7ん)。
Em幾千の花(はCな)が咲Dき誇G7る。
Em異土へ至るAm井戸の中で、D7衝動(イド)を抱いたG男(イド)に遇って、
C彼の指揮でF#m7-5憾み唄っBsus4た。B私(わAmたEm/Gし)F#dimは――
Em死んじゃったの?Am天国なの?D7気の【ceui】なの?G分からないわ。
C大丈夫!でも私(わF#m7-5たし)は頑張Bsus4るよ!《お父さん(Vati)》、Bsus4何時だっB7て!
E7こまっちゃった。あたしを、Bbひっぱりだしてぇ。ひっぱりだしてぇ。
Aもう、B7とっくのE7むかしにAやけてB7るんだE7よぅ (「マジで!?」)
E7こまっちゃった。ぼくを、Bbゆすぶってぇ。ゆすぶってぇ。
Aもう、B7みんなE7じゅくしAきってB7るんだE7よぅ(「わお!」)
|E7喋るパンの|願いを聞いて-E7>|E7シャベルで全部| E掻きD出しC#mてあげBmた|(A7)わ
|A7(わ)--- ---- |---- --(Ye |E7ah)-- ---- |--そ し-て- |
B7ひとつ残らず A7実が落ちるまで E7(#9)林檎の木を揺らし
その後――
B7散らばる林檎を A7積み上げるだけの E7(#9)簡単なお仕事(Fuh!)
|E7(「Bass!」)--- ---- |---- ---> |>--- ---- |「EしゅびDどぅびC#mどぅびBmどぅ」(「Gi-|
|A7(-tarre!」) --- ---- |---- ----|E7---- ---- |---- --(「kla-|
|B7(-vier!」)---- ---- |A7---- ---- |E--/G#-- /A--/A#-- |B7-/A#-/A-/G#- --E7>-|
|(E7)---- ----|---- ---- |
「Danke schön!」
「元気のいい娘だね…」
G#dim(b11)「キャー!」
「ほっほっほっほーっほっほっほ!
|C---- ---- |Fm---- ---- |C---- ---- |Fm---- ---- |
怖がらなくていいのよ?」
「あっ!貴女はひょっとしてあの、おとぎ話によく出てくる、Holleおばさん!?」
「まぁ、口の悪い娘ね。おばさんじゃなくて、お姉さんとお呼びなさい」
C形あるモノは、いつFmか必ず崩れ、
C命あるモノは、いずFmれ死を迎えるのCさ
これFまで、よGく頑(がE7ん)張ったね。Amお前(まFえ)は強Gsus4い娘だGね。
でもEこれからAmは、私FのもとGで働(はE7たら)くなら、
Amきっと幸(しFあわ)せになれるGsus4わ!(「うんっ、私頑張るっ!」)|G>---E嗚-/G#呼-|
Am綺麗にG舞い散るF羽GぶとCん F振るうのがC新たな私(わたDし)の仕事|Esus4>-E>-Esus4嗚-E呼-|
Am地上にG舞い落ちるF雪Gの花(はCな) F降るのは灼(あCらた)かな私(わたDし)の仕業|Esus4>-「Eキ-Esus4ミ-Eが、|
Amもし冬Em/Gに逢いFたくなったC/Eら、Dm私にG言って(C)ねぇん?」
|C---- -F#aug>--|---- ---- |
「あいたっ!」「これ!
|C---- ---- |Fm---- ---- |C---- ---- |Fm---- ---- |
調子に乗るんじゃありません!
けれどまぁ、貴女も今日まで陰日向なくよく働いてくれたわ。
帰郷の便宜、特別に叶えてあげましょう。ほれ!」
Ebaug大きな門が開くと Faug黄金(きん)の雨が降ってきて
Gaugあっという間に 全(ぜAaugん)身 覆(おBaugお)っ/Gた……
Eb「それは君の働きに対する報酬だ。Ebまぁ、遠慮なく貰っておき給え。
Eb もっとも、君の勤務態度が不真面目だった場合、Eb別のものが降ってきていたのかもしれないがね…」
|(7/8)D>-D>- G/D>-A/D>|D>-D>- G/D>-A/D>|D>-D>- G/D>-A/D>|D>-D>- G/D>-A/D>|
「キッケリキー!うちの、黄金(きん)のお嬢様のお帰りだよ」
「ただいまぁーっ!」
(4/4)D日が替わり A/C#嗚呼 Bm黄金(きん)塗れ A炊G事洗濯全(すE/G#べ)て やらAsus4なくて良い!
|A----Bm>-C#m-5嗚呼| D低能な A/C#継母(はは)Bmの入れ知恵
「貴女(あAなた)Gも貰っておいでE/G#《可愛い実子(ちびちゃん)》!」「うん、あたい頑張る…」
なんAて言うけF#7/A#れど――
やれBmるものAなら GどうぞD/F# 頑張EmっておAいで!
Eb「さぁ、復讐劇の|(2/4)始まりだ!」 (Dr.)======== |
|(7/8)D>-D>- G/D>-A/D>|D>-D>- G/D>-A/D>|D>-D>- G/D>-A/D>|D>-D>- G/D>-A/D>|
「キッケリキー!うちの、バッチィお嬢様のお帰りだよ」
(4/4)D日が過ぎて A/C#嗚呼 Bm瀝青(チャン)塗れ
Aほら G怠惰な態度が E/G#貴女の罪よ A自業自得だF#7/A#わ ねぇ――
これBmからは貴女(あAなた)も G必死D/F#に頑張EmってみAなよ!
|(7/8)Bm---- ---|G ---- F#--- |Bm---- --- |G---- Am/C--F#7/A#- |
「やだ、取れない、取れないよ!やだやだやだ!取って!取ってよ《お母さん》!」
「ああっ、可哀想に…」
|Bm---- ---|G ---- F#--- |Bm---- --- |G---- Am/C--F#7/A#- |
「あら、いいじゃない。お似合いよ、ちびちゃん!あははははっ!」
「こんな良い娘が、どうしてこんな酷い目に!?」
「やだーっ!!」
|(4/4)Bm ---- ---- |---- ----|---- ---- |---- ---- | (BmM7)----
N.C.「今回は随分と可愛い復讐だったね」
「あら、一生瀝青まみれなんて、女の子に取っては死ぬより辛い罰だわ!アハハハハ!」