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言えなかった言の葉

作詞・作曲:Revo/歌:Sound Horizon

"-"=8分音符 "="=16分音符

4分音符=72

|Eb---- ----|AbM7---- ----|Bb---- ----|Eb----Bb/D----|

|Cm7---- ----| AbM7---- ----|Bb7---- ----|Cmadd9---- ----|Abdim---- ----|

4分音符=104

CM7---- ----|---- ----|EbM7---- ----|---- ----|

  『What could the words possibly tell the partners who have different subjectivity.

AbM7---- ----|DbM7---- ----|CM7---- ----|---- >(↓)---|

  The unknown lady who was among the "Lost".She is the "Nein".』


通いCM7始めた《坂道(みち) 》まだ肌FM7寒い《潮風(かぜ)》

揺らCM7した《後髪(かみ)》が あなたのFM7《頭(おでこ)》を撫でる

掛替(かけFm7が)えのない 温もり背CM7中に 感Gじながら……


Am7遠ざかる笑顔にEm7手を振りながら 誰Gm7もが今日C7を生きFM7

もうBb泣かAないDm7わ またGM7春が来るCM7---- ----|---- >---|


通いCM7慣れた《坂道(みち)》 微笑むFM7ような《木洩れ陽(ひざし)》

地栗鼠(じりCM7す)と《戯れる(あそぶ)》 あなたのFM7《頭(おつむ)》を撫でる

掛替(かけFm7が)えのない 温もり手のCM7平に 感Gじながら……


Am7失った隙間をEm7埋め合いながら 誰Gm7もが明日C7を生きFM7

それD7でも変わらなGm7い 愛C7を求めDb--Eb--Fsus4--C7/E--|


Fm病(やまい)にBbm倒れたC7母が逝(ゆ)くFm... そEbの様Dbを...

  「けほっけほっ…けほっ………幸せ…」

父とEb二人見送Abった... 長いC7永い夜...

  「大丈夫か?心配するな、お父さんがいる!」

Fm荒れた冬Bbmの海にC7父も逝(ゆ)きFm... 亡骸(なEbきがら)Dbを...

  「くそっ!こんなところで!帰るんだ!娘の所に―…ごぼぼ…」

一人Eb見送っFmた-Cb--Ddim--Eb--|

  「大丈夫かい?しっかり。ワシらがついとるから」


|FmM7---- ----|EmM7---- ----|EbmM7---- ----|---- ----|

  「空虚な季節(とき)の中... 私は閉じていた...

   歪(いびつ)な蒼(あお)い貝殻のように……」


Bbm哀しみは繰りGbdim/A返す 波Fdim/Abの音色(ねいろ)に似た調(しEb/Gら)べで

Gbしい人達 流すDb/F

  「大丈夫かい?」「しっかりな、ワシらがついとるから!」

孤独C/Eの色に 寄り添F7えぬまま

  「ああ、そうだそうだ!」「大変だったね!困ったことがあったら、いつでも言って!」

  「ああ、ゆっくり元気になればいいのよ」


Bbmく隙間を彼がGbdim/A舐めた

  「やぁ、君も一人なのかい?」

獣(けもFdim/Abの)にも似たギラつEb/Gく眼で

  「今日の波の音色は哀しみにとても似ている。」

Gbしい声色 赤いDb/F夕陽

  「哀しいかい?」

滲(にじ)んC/Eでいたけど 全てBbm/Fを許しF7た---

  「君の瞳に映る夕陽は本物より美しいよ」


嗚呼... Gm燃え上がるF/A花はBb咲き乱れC---- --

夜のEb果てD7に散っGmた--- ----|

  「ふ…はははははは…!!」


Gm二人Gdim/Dbの――

Fm朝陽を裏切(うBbmらぎ)りC7彼が行くFm...

Ebの事Dbを... 誰がEb... 誰が見送(みおAbく)った? 暑いC7熱い夜...

FmさよならもBbm言えずC7残されたFm...

Eb節の中(なDbか)... 一人Eb... 唯(ただ)独(Fm)り……


|Fm----Db----|Ddim----Eb----|Fm----Db----|Ddim----Eb----|


Db今にしCmて思えFmば あなBbmたは既(すEbで)に《私の胎内(ここ)》Abにいた?Ab7---

AM7りじゃない 私(わたAbmし)の家族Ddim/C# もうGbm二度と喪(うしな)Absus4いたくないっ!


|Cdim---- ----|

  「もう一度信じてみよう」


Emあなたが居Am7たから 私(わたD7し)は《人生(くらやGみ)》に

Em《希望(ほし)》を見つAm7けて 生D7きてこれた B7My Dear

Emこの《灯火(ひかり)》Am7D7ったら きっとG

EmダメになAm7っちゃう Dsus4堪(た)えられないEm……


Cなたが高D熱を出Bmした嵐のEm

  「もしもし、先生ですか!?子どもが急病なんですよ!

本土(ほCんど)に電話(でDんわ)を掛GけてくれたのB7

   ええ!お願いしますよ!

Cなたを産むDことを頑(かBmたく)なまEmでに

   大きな嵐が…先生!」

反対(はCんたい)しDてた人達Emでした  

  「別の先生に当たってみよう」「そうだ!」


EmそしD


嵐(あEbらし)の夜Fなのに小Dm7さな漁船をGm出して

  「ええい!」

Eb険も顧(かえFり)みず助BbけてくれたこBb

  「しっかりな!」「頼むぞー!」

その想(おEbも)いに応(こFた)えてくDm7れたお医者Gm様は

  「―先生!」「見せなさい!」

《年齢の割に早くも純白髪だけれど立派なおヒゲがチャーミングな先生(白(しEbろ)ひげ先F生)》だけ

  「大変なんですよ、9度も上がって....」

Gsus4でした--G--Bb--|

  「どうぞ、よろしくたのんまっせ!」


C柳(やなぎ)の樹皮に解Bb熱作用があFM7るって 識(し)ってF#dimいたかい?

  「ほらっ!」「Yuck! (うぇー)」「(笑)」

|Cadd9/G---- Cadd9-B-Bb-A-|---(↓)-----|

だが、これならDm7苦くなG7い《最新の医薬品ッ(アスピCリン)》!

《あの時の魔法のお薬(アスピリン)》? Yes!


|N.C.>->- >>>-|

  「Now on sale」


AbM7それからGm7の私はFm7---先生(せBb7んせい)のEbM7《突貫診療所(もと)》へ

Bm通う内に 身のBbm回りEbmの お世Abm話を始(はDbじ)めた|(Gb)---- ----|


Gbゆらゆら揺らめFM7く《経営的判断に基づく取捨選択(ビジネス)》と

《社会的地位に絡む柵(スEm7テータス)》と《私的生活領域に及ぶ犠牲度合い(プライベート)》

Dm7目の前の《理想だけでは救えない事が多い生命(いCM7のち)》の天秤

BbM7「何の為に このAm7道を選んだ?」

G7嵐の夜に そう問わE7れた気がした----|


|E7(b9)---- --(↓)--|

  「もう一度信じてみよう」


嗚呼... Am海を見G/Bつめる《瞳(め)》Cが...

F折... 不意にG遠くCなる--E--(↓)--|

このAm人も... 胸G/Bの奥Cに哀しみを...

抱いFているGんだAsus4----A-(↓)---|


それは私(N.C.わたBmし)にC#mは分かち合えDない...

重いG荷物なのAでしょう(D)か?

|D----N.C.--F#(↓)--|

  「好き」

そのBm一言C#mが言い出Dせず閉じた...

唇(くちGびる)はA貝のBmようにG#-(↓)---|


Aの愛した人B達はみな私(わたG#m7し)の前からいC#mなくなったB-(↓)---|

それでAも私は こBの【第九の現実(せかい)】と

向きG#m7合うことから 逃げC#m出さないわB---(↓)-|

だからAもう少しだけ 神B

《本当の勇気を得るまでの猶予(じかん)》をくださ(C#sus4)


C#sus4---- --C#sus2--|C#---- ----|


CM7---- ----|---- ----|EbM7---- ----|---- ----|

  『The history of medical care is, in another words the history of war.

  「先生ー!お手紙が来てまーす! …むむ?差出人は女性?

AbM7---- ----|DbM7---- ----|

  Ironically, it will accelerate.

  先生!これは一体どういうご関係のっ…いったぁ!」

CM7---- ----|---- ----|---- ----||

  And the ominous steps of world war come so near.』

  「おいおい、気をつけなさい」「っ…」

  「あーっ!」「あっ!…うふふ、ふふふ」