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食物が連なる世界

作詞・作曲:Revo/歌:Sound Horizon

"-"=8分音符 "="=16分音符

4分音符=72

|FM7---- ----|Em7---- ----|FM7---- ----|Em7---- ----|

|Dm7---- ----|Em7---- ----|FM7---- ----|Esus4---- ----|E7---- ----|

4分音符=88

|Am----G----|F----E7----|

   『Where does the life begin and fade away?

|Am----G----|Bb----E7>-N.C.--|

   The unknown lady who is staring at "Thanatos". She is the "Nein".』


思(おAmも)えば... 私(わAmたし)は... 幼(おCさな)い頃からC---- ---

FM7およそ... 人(ひFM7と)より... 食(しょCく)の細い子でCした-- ---

Bm-5肉の《食べ応え(ボリューム)》と 匂E7いが苦手で吐瀉(としゃ)し

   「うわっ!なんだよコイツ!おい、吐いたぞ」 「うわっ!」

AmよくイG/BジメられCた---C#dim----|

   「うそー!」「きったねー」「どうしよー」「こっち来んなよ!」

そんDmな私を いつGも 助けてくれCる《女子(こ)》がいて

   「大丈夫だよ」「うぇっ!出た出た!いい子ぶりっ子ー」「いい子ぶりっ子ー」

   「馬鹿じゃない?」「いい子ぶりっ子!あははは!」

月のA/C#ように優しDm7い微笑みが 素敵G

   「気にしなくていいよ」「大丈夫だよー」「大丈夫だよー」

   「いい加減にしなさいよ!」「こっちきたー!あはは!」

大切な《一生の宝物(しCんゆう)》だと 思っC7ていE7た---|(2/4)N.C.---(↓)-|

   「それしか言えないの?」CV:井上花菜「大丈夫だよー」

   「うるせぇぞ!やめろ!」「素敵…」


思(おAmも)えば... 私(わAmたし)は... 思春C期の頃からC---- ---

そのFM7割りに... 人(ひFM7と)より... 発C育の良い娘(こ)でCした-- ---

「トBm-5ロいくせに巨乳で《葉もの野菜(くさ)》E7ばっか食(は)んで 牛かよ」と

   「トロいくせに巨乳で、草ばっか食んで牛かよ!」「あっはっはっは!」

AmよくカG/BラカわれCた---C#dim----|

   「可哀想じゃん、やめなよー」「鳴いてみろよ!モーモー!」

   「お前ら、その辺にしとけよ」

そんDmな私を 時折(ときおGり) 庇ってくれCる《男子(ひと)》がいて

   「んだよ、関係ねえだろ」「あ!お前、牛女のこと好きなのかー?」「うそー!」

   「きめえー!」「だから優しいんだ!」

月のA/C#ように優しDm7い微笑みが

   「どういうこと?」「ちょっとー」

   「大丈夫、あいつらの言うことはなんにも気にすることはないよ」

素敵B7/D#な 彼女が鬼Am/EのようEな形相(ぎょAm/Eうそう)Eで---|

   「うわー!完璧王子様みたーい!」「みんなにこの事言ってこようぜ! 」

   「私の王子様だったのに…! 」「やめろって…おい!」

   「……ってゆうか、ウザいんだけどッ!」


AmアンタみたいなダBbサい《女(こ)》 助(たAmす)ける私はBb天使みたい♪――

FM7て そんなFdim引き立て役(やEm7く)の 筈だBbったのに……

《醜女(ブAmス)》が《無駄に色気づいた肉体(からだ)》を使(つBbか)って

《私の想い人(かAmれ)》を誘惑しBbないでよ

勘違(かんFM7ちが)いして調Bb子コかな・い・E/G# >で!」--- ----|

   「この《女(ひと)》は何を喚(わめ)いているのだろう?」


Am嗚呼... G何て欺瞞(ぎCまん)C

吐きBm7-5気がE7する世界(せかAmい)だろE/G#う-G--D/F#-(↓)-|

滲(にじ)FM7む夜の影E >N.C.星が嗤(わら)(Am)


|Am----G----|F----E7----|

   『The first food, which she became unable to

     consume was odourless tender veal.

|Am----G----|Bb----E7>>N.C.-(↓)-|

   It he was the only meat she felt delicious.』


FmM7れからの... 私(わFdimたし)は... 人Dm7-5/F間不信に陥(おちい)FmM7り...心を...

AbmM7く鎖(とざ)して... 独(ひAbmM7(9)と)りきりの世界で...

Abm誰も寄せ付けずに... AbmM7何も受け入れずに... 生きてGM7た――


けど... 《子供に関する福祉団体に長年勤める優しい人であり

後に生涯の伴侶ともなる最愛の男性(かれ)》F#m7に出逢って

幾(いく)C#m7つもの季節(きせG#mつ)を重ね

D#m実の愛A#mは在るんだと 運命(うんめG#い)は在るんだと

やっFsus4と 思えFた! そFsus4F


Gm始めてEb結ばFれた朝のBb光(ひF/Aかり)

Gm私はEb生涯F忘れBbないでF/Aしょう

Gm抱きしめてEb抱きしめてFこれからはBb貴方とF/A二人

Eb---いえ《お腹の中の宝物(この子)》とFsus4三人F


Bbきて(生Bbきて)ゆEbこう(ゆEbこう)

《幸せ(ひBbかり)》の(ひBbかりの) 中(なEbか)を! (中(なEbか)を)


|Gm---- ----|F/A---- ----|Bb---- ----|C---- ----|

|Eb---- ----|F-- -- >=>= >>>>|


|F#dim---- ----|C#m---- ----|Dm---- ----|Fm---- ----|

『Unhappiness is the neighbor of happiness.It surely lives next to all families.』


F#m良(よ)いことばかりじゃC#mないけれど

D悪いことばかりAでもない!――E/G#なんて...

F#mそう思った時(とC#mき)もあった...

けれDど... 結局人C#7生なんて... ロクF#mなものじゃない……


Am待ち望んでた... Em我が子には...

とてFも致命的な障碍(しょCうがい)が... G/Bあった...

Am白い壁の中... Em寝返りひとつ打てず...

鎖(くさFり)のような《冷たい管(チュEーブ)》に繋がれたAmまま逝ったAm--B-C#m-|


Dm星屑を集(あCつ)めるように Bb朽ちてゆく世C界に

Dmまぬまま? 産み堕とされ? 《人生(せい)》Cの悦(よろこ)びなど 知らぬまま?

果たBbしてあの子 幸せだったCの? ごめんなさい|N.C.---- ----|


Am嗚呼... G何て無Csus4Cで 救Bm7-5いのEない世界(せかAmい)なのに--G-(↓)-|

騙(かた)Fり出した 《末梢神経系植物性機能からの支持(からGだのこえ)》

このC【第九の現実(ひかり)】をG/B裏切Amって G

《絶望(やみ)》Fの淵(ふち)さえ 輝(かがEsus4や)かせE


見せ掛けAmG何て綺Csus4C

吐きBm7-5気がEする世界(せかAmい)だろE/G#う-G--D/F#-(↓)-|

朽ちFる夜の影GN.C. 星が踊(おど)(Am)る……


|Am----G----|F----E----|Am----G----|Bb----E>>--|

   『After then, she became unable to eat seafood, eggs,

     dairy products, fruits, and even vegetables finally.』


Am7定する... 食Am7-5/Fへの執着に...

Am7例する... 生Am7-5/Fへの嫌悪感...

煌(きAm7ら)めく... 罪Am7-5/Fを抱いた星の砂(すBm7-5な)...

こぼれる窓E7辺... 一羽の夜鷹(よだ(Dm)か)


そのDm頃の妻(つBbま)は《苦難の物語(じCんせい)》をF(私はC/E生きた)

生きBbてきたそCの意味をF(私Aは生きてた)

自分をDm《構成する哀しみを否定する(だます)》よBbうに、

言いC聞かせるように(私FC/E生きた)

Bb度も繰りC返した|Dsus4----D7--


嗚呼 G心身共に《衰弱して(よAわって)》ゆく君を

このF#m現実に連れ戻さBmない事が--A-

Gしさの皮を被ったそれF#以外の【何か】だとしてBm

唯(たF#/A#だ)... 君Aには最期(さいご)まE/G#で笑っGて居て欲しいと(F#)願った

|F#sus4----F#-- ==G#sus4>>|>=== ==G#sus4>> >=== ==G#>>|>--- ----|


C#m草を食(は)む 虫(むAし)は飲まれ その蛙(かEわず)を飲む 蛇(へBび)も食われ

BC#mF#m鳥を食う 鷹(たDか)は空を どこまAでも高く 自E由に飛び去った

F#m遠くで鳴り響(ひDM7び)いた銃声

AM7屠(ほふ)った彼も いずEれは死して土に還る

F#m彼らを繋ぐ DM7鎖で編んだ

ピラA/EミッドにEA/E勝者なEA/E誰もいないE


気付いAadd9たの (たの) 不Dadd9意に (不意に)

《眩し過ぎる木漏れ陽(ひAadd9かり)》 (ひかりの) の中(なDadd9か)で! (中で)


F#m《誰かの死を糧にするモノ(いのち)》が萌える

E/G#《鮮やかな新緑(こだち)》の中で

A《あの子が生きた証(わだち)》が廻(めぐ)る《音(こBえ)》を聴いた

ここDに... いたの!? 笑Eって... いたの!!!


A---- ----|---- ----|D---- ----|E---- ----|

   「私は生きているし、生かされている。今日からは沢山食べよう。

A---- ----|(2/4)----|

   この命を無駄にしないわ。生と死が輪になってめぐるのなら、

    何度だってあなたを産めば良いのだから」

A――――――||

   「やぁ」「あなた…」「今日は、顔色が良いみたいだね」

   「あら、そう?うふふ…」「あはは…」