Sacrifice

- : 8分音符

(rubato)

|(3/4)F#mM7------|E#dim------|

　(彼女こそ私のElyssなのだろうか...？)

(BPM=102　4/4拍子)

|EmSa--- ----|F#dim7---- -cri|Emfice...-- -F#dim7Sacri|Emfice...--- Adim7----|

|EmSa--- ----|F#dim7---- -cri|Emfice...-- -DSacri|G/Dfice...--- F#dim7----|

Bm7無邪A気なGM7笑顔D/F#が

愛(あEm9い)らF#m7しい妹(いもGM7うと)A(add b9)は

Bm7神に愛(あAい)さGM7れたかD/F#ら

生Em9まれつF#m7き幸福(しあわGM7せ)だっA(add b9)た

Bm7一人(ひとAり)でGM7は何D/F#も

出Em9来なF#m7い可愛GM7い天A(add b9)使

誰Bm7からAも愛(あGM7い)されD/F#る

彼女(かEm9のじょ)F#m7が妬まGM7しかっA(add b9)た

器量Bm7---のC悪いD私Gを-D/F#- 憐EmれみCないでD7よ…--- ---

『―――惨EmめなC思いDにさせGる-D/F#-

妹(あのEmこ)なんてF#7死んじゃえばBsus4良いのF#dim7/Bに...』

|EmSa--- ----|D#dim7---- -cri|Emfice...-- -D#dim7Sacri|Emfice...--- D#dim7----|

|EmSa--- ----|D#dim7---- -cri|Emfice...-- -D/F#Sacri|Gfice...--- F#dim7----|

Bm7あくAる日妹(GM7いもうD/F#と)は

Em9高熱F#m7を出してGM7寢込んA(add b9)だ

ごめBm7んなAさい神様(かGM7みさま)

D/F#あのEm9願いF#m7は嘘なGM7んでA(add b9)す

Bm7懺A悔がGM7届いD/F#たのEm9か

やがF#m7て熱はGM7下がっA(add b9)た

けれBm7ど今度(こAんど)GM7は母D/F#が

病(やEm9まい)F#m7の淵にGM7倒れA(add b9)た

母Bm7が今際(いCまわ)のD時Gに-D/F#- 遺EmしたC言葉D7は…--- ---

『―――妹(あのEmこ)は他人(Cひと)とはD違うかGら-D/F#-

《お姉ちゃん》(あなEmた)が助(たF#7す)けてBsus4あげてF#dim7/Bね...』

|EmSa--- ----|D#dim7---- -cri|Emfice...-- -D#dim7Sacri|Emfice...--- D#dim7----|

|EmSa--- ----|D#dim7---- -cri|Emfice...-- -D/F#Sacri|Gfice...--- F#dim7----|

Bm7母Aが亡GM7くなっD/F#て

暮Em9らしにもF#m7変化がGM7訪A(add b9)れ

生きBm7る為(たAめ)にGM7私D/F#は

朝(あEm9さ)なF#m7夕な働(はGM7たら)いA(add b9)た

Bm7村Aの男達(おGM7とこたD/F#ち)は

Em9優しF#m7くしてくGM7れたけA(add b9)ど

村Bm7の女達(おAんなGM7たち)は

次第(D/F#しだEm9い)に冷F#m7たくなっGM7ていっA(add b9)た

貧Bm7しい暮CらしだDったけGど-D/F#- 温EmもりCがあっD7た…--- ---

『―――肩Emを寄CせあいD生きてGた-D/F#-

それEmなりに幸福(F#7しあわBsus4せ)だっF#dim7/Bた...』

それEmなのCにどうしDて...こBんな残Em酷な仕D打ちを...教(おCし)えて-神様(DかみG-さま)！

Am妹(あのこ)がD7授かっGた子CM7は--　主Fが遣わしB7給うEsus4た---E-

神の|Am>御AmM7/G#>子--C/G>でD/F#>は--|F>ないC/E>の>で|B-5/D#>しょう-E>か？-|

|Am---- F/A----|A6(omit5)---- F/A----|

|Am---- F/A----|A6(omit5)---- F/A----|

　―――妹が子供を身篭っていると発覚した夜

|Am---- F/A----|A6(omit5)---- F/A----|

　村の男達は　互いに顔を見合わせ口を噤んだ

|Em---- C/E----|E6(omit5)---- C/E----|

　重い静寂を引き裂いたのは耳を疑うような派手な打音

|Em---- C/E----|E6(omit5)---- C/E----|

　仕立屋の若女將が妹の方を張り飛ばした音…

|Am---- F/A----|A6(omit5)---- F/A----|

　(泥棒猫！　可愛そうな子だと　世話を焼いて　恩知らず)

|Am---- F/A----|A6(omit5)---- F/A----|

　―――断片的な記憶...断罪的な罵声...

|Em---- C/E----|E6(omit5)---- C/E----|

　嗚呼...この人は何を喚いているんだろう？　気持ち悪い

|Em---- C/E----|E6(omit5)---- C/E----|

　ぐらりと世界が揺れ　私は弾け飛ぶように若女将に掴み掛かっていた…

|F---- ----|E---- ----|F---- ----|E---- ----|

　緋く染まった視界　苦い土と錆の味　頭上を飛び交う口論　神父様の怒声

|Am---- G----|F---- E----|Am---- G----|

　(純潔を　悪魔の血に　災いの種　マリア様が　誰もガブリエルを ―――火炙りだ！)

|F---- E7----|

　『嗚呼…悪魔とはおまえ達の事だ！』

|(N.C.)---- ----|---- ----|

　―――そして...妹は最後に『ありがとう』と言った...

Am心F無い言葉Em7/G--- 心E7(b9)無い仕打ちが

Am---どれ程(ほFど)あの娘をEm7/G--- 傷付E7(b9)けただろう

Am---それでFも全てEm7/Gを...優しE7(b9)い娘(こ)だから...

FM7---全てDm7を赦すEsus4のでE7しょう(↓)ね...

|Am---- ----|

　『でも...私は絶対許さないから』

|Em---- ----|D#dim7---- ----|Em---- -D#dim7---|Em---- D#dim7----|

|Em---- ----|D#dim7---- ----|Em---- -D/F#---|G---- E/G#----|

|Am---- D----|G---- CM7----|

　『この世は所詮　楽園の代用品でしかないのだから...』

|F#m7-5---- B----|Em---- --E--|

　『罪深きものは全て　等しく灰に還るがいい...』

|Am---- D----|G---- CM7----|

　裸足の娘　凍りつくような微笑を浮かべ

|F#m7-5---- B----|Em--(/B)-- (/G)--(/E)>-||

　揺らめく焔　その闇の向こうに『仮面の男』を見ていた