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まほろば (編集)
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{title:まほろば} {subtitle:歌・作詞・作曲:さだまさし} {asin:B001ESWBAO} {youtube:RUU5KGQyZlw} [Em]春日山から[Am]飛火野辺り [B7]ゆらゆらと影ばかり [Em]泥む夕暮れ [Am]馬酔木の森の [Em]馬酔木に [D]たずね[B7]たずねた [C]帰り[Em]道 [Em]遠い明日しか[Am]見えない僕と [B7]足元のぬかるみを[Em]気に病む君と [Am]結ぶ手と手の[Em]虚ろさに [D]黙り[B7]黙った [C]別れ[Em]道 [Am]川の流れは [Em]よどむことなく [D]うたかたの時 押し[Em]流してゆく [Am]昨日は昨日 [Em]明日は明日 [D]再び戻る今日は無い[B7] [Em]例えば君は待つ[Am]と [D]黒髪に霜のふる迄[G][B7] 待てる[Em]と云ったがそれ[Am]は まるで宛[D]名の無い[B7]手[Em]紙 寝ぐらを捜して鳴く鹿の 後を追う黒い鳥鐘の声ひとつ 馬酔の枝に引き結ぶ 行方知れずの懸想文 二人を支える蜘蛛の糸 ゆらゆらと耐えかねてたわむ白糸 君を捨てるか僕が消えるか いっそ二人で落ちようか 時の流れは まどうことなく うたかたの夢 押し流してゆく 昨日は昨日 明日は明日 再び戻る今日は無い 例えば此処で死ねると 叫んだ君の言葉は 必ず嘘ではない けれど必ず本当でもない 日は昇り 日は沈み振り向けば 何もかも移ろい去って 青丹よし平城山の空に満月