{title:グリグリメガネと月光蟲} {subtitle:古川P} {nicovideo:sm10580774} 真[Dm7]昼の[Am7]月へと 浮か[Bbadd9]び上がっ[F]た 真[Dm7]っ白に[Am7]光る月[Bbadd9]光[F]蟲 「こころを一房噛みちぎって、届けに行くのだ。」 と、いうのです。 グリグリメガネの郵便屋は 「おれが伝える。」 と声をかけた でも、ひらり 飛んでったそのあとには 椨(たぶ)の灰が残るだけでした。 [Bbadd9]煙が、ま[F]た消えた 大[Bbadd9]人に、な[Cadd9]らないんだナァ…。 [Dm7]響いた[Am7]想いが、[Bbadd9]夜を撫で[F]た。 言葉[Badd9]に成れな[F]いまま、[Bm7b5]土に染み[Cadd9]て消える [Dm7]ような[Am7]想いが、[Badd9]音を立て[F]た。 [Bbadd9]思い出せ[Cadd9]るように。[Dm7] [Bbadd9][Cadd9] [Dm7]唄え、[Am]踊れ [Bb]泣い[Am][G]たりはし[F]ないぜ [Bbadd9]聞こえるだ[F]ろう?戻[Bb]るつもりは…[C]ないか。 唄え、踊れ、 目を伏せたくらいじゃあ [Bb]隠せないんだナァ…。[Cadd9] やがて、想いは滲んだようだ。 夜をかきわけて、赤い火が灯ったら せめてほら、響け また今日が来ても 思い出せるように 響いた想いが、夜を撫でた。 言葉に成れないまま、 土に染みて消えるような想いが、音を立てた。 思い出せるように。 その日を超えられるように。